どのような不妊治療を行いますか?

2020.07.10

年齢・今までの治療歴・検査結果などによって、個別に治療方針を決めていきます。

卵管閉塞や無精子症といった明らかな不妊原因がない方に関しましては、経腟超音波で排卵日を予測し、それにあわせて夫婦生活を持っていただくタイミング指導から開始します。
しばらくタイミング指導を行っても妊娠しない場合は、排卵日に細いチューブを使って精子を子宮内に送り込む人工授精にステップアップします。

人工授精を3〜6回行っても妊娠しない場合は、女性の卵巣から採り出した卵子と精子を体外で受精させ、一定期間培養後順調に分割した受精卵を子宮内に移植する、体外受精・胚移植にステップアップします。(当院には日本卵子学会、日本臨床エンブリオロジスト学会認定の胚培養士が8名おり、人工授精はもとより、体外受精・顕微授精・胚凍結・精子凍結なども担当しています。)